YADOLI 記録簿 鈴鹿8耐 パート2

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さぁ、初日です。

前日23時から鈴鹿に向けて生徒3名と出発です。

この時間から出発することもなかなかないことでしょう。

「今日から俺はフリースクールの代表ではない、理学療法士として仕事をしにいく1スタッフ。

全ての面倒を見るつもりはない。わからない事は必ず聞くこと、自己判断は許さない。」

と話しました。かなりピリッとした声かけだったと思います。

朝六時に起こし、朝の準備をさせます。六時半にピックアップ予定です。

まだまだ動きは鈍いです。これからどうなるのか楽しみですね。

そしてついにサーキット入り、チームと合流です。

そして予選の朝ミーティングで顔合わせです。自己紹介をします。まだまだ声が小さい。

周りの熱気と雰囲気に飲まれている様子。もう僕自身もチームのために、、、 

という思いから雰囲気も変わっていたでしょう。普段とは違う顔だったと思います。

生徒たちがまず初日にやることは、周りを見ること。明日、どのパートになってもいい

いようにしっかり観察しなさい。そして自分の体調管理を徹底しなさい。

これだけですが、難しいことに気づくでしょう。

さて、予選が近づくにつれて、ピットが慌ただしくなります。

バックヤードスタッフも慌ただしくなってきました。

そんな中、生徒たちはどうしたら良いかわからない。と言って、中に入っていったね。

その時に私は彼らに言った。

やり方がわからない、何をしたら良いかわからないってなった時に、君らは何を努力した?

中に入ってスマホを見るのは努力なのか?

どうしたら良いのかわからない時は、人に聞くんだ。自分から聞くんだよ。

自分で動くんだ。いつ聞けばわからない?

聞く人は伝えていたはずだ。中途半端にしか見てないからそうなるんだ。

その人にくっついていけ!離れるな!ずっとそばにいて様子を伺え!それが君たちのすることだ。

誰かが声を掛けてくれる。そんな甘いことはない。皆一人一人が真剣に自分の仕事をこなしてる。

そこで君らに声をかけるということは、気を使って声を掛けてるんだ。それだけで人の時間を使ってしまうんだよ。ずっと気遣ってもらう大人になりたいか?なるなら誰かを気遣える大人になれ。

そんなことを話、外に出てきた生徒たちは、なんとか目線でスタッフを追いながら動いていました。

予選のタイムアタック中のトラブルも随時報告を受けながら、自分たちができることを必死に直向きにやる。

君たちがやることは、必ずチームのためになってる。

トラブル続きの1日が終わり、ご飯もまともに食べれなかったけど、疲れを癒す銭湯は身に沁みたよね。

色々やらかしもしてましたけど、それも良い経験だったね!1日目お疲れ様!